12月園だより
- 2019年12月1日
12月園だより
みことば<新約聖書 マタイによる福音第1章>
「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、
「神は我々と共におられる」という意味である。
イエスの誕生によって神様がいつも私たちのそばにいて下さることを示されました。
子どもたちがいつも神さまの愛を感じることができますように祈ります。
(理事長 瀧野正三郎)
教会では、12/1(日)から待降節に入ります。イエス・キリストのお誕生をお祝いするクリスマスまでの
準備の期間を「待降節」と呼びます。心をめぐらし今の自分と向き合い神様と話します。
園では、1週間ごとにろうそくを灯しクリスマスを待ちます。
先日の朝、じーとプランターを覗き込むCさんがいました。土だけのプランターをしばらく眺め
『ここにチューリップを植えたんだけど、まだお花が咲いていないの・・。』
『土の布団の中で栄養をいっぱいもらって暖かくなったら出てくるよ。』と話すと『へぇ~。』と笑顔で
部屋に入っていきました。
また、先日のフランシスコ教皇様の来日に子どもたちは、『テレビで見たよ。』と話していました。
「平和」の意味について話すと自分の優しい心、いいよと許せる心、ありがとうの心と、心の話が
たくさん子どもたちから出てきました。見えないもの、大切なことがわかる子どもの感性、洞察力には、
驚かされます。心の話が解る子どもたち。選びの中で自分と向き合いながら育ちあう子どもたち。
幼児期は、生きる土台を作っています。
(園長 芝田玲子)