12月号
- 2011年12月2日
みことば<新約聖書 ルカ福音書1章>
マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。
イエス・キリストの誕生の知らせは、全世界の人々にとって大きな喜びでした。子どもたちが、神さまにいつも守られていることを感じることができますように祈ります。
(理事長 瀧野神父)
イエス様が生まれた日を、クリスマスといって、私たちはお祈りします。年長児達は「聖劇」を通して、一人ひとりが大切な存在なのだということ、一人でも欠けたら劇が成り立たないことを学んでいます。今回はその中の「羊飼い」のお話をしてみましょう。「聖書の中にイエス様が理想とされているいいリーダーのことが書かれています。どこかわかりますか?」ジャクソン神父様に尋ねられました。イエス様のお誕生を一番にお祝に行くことができた羊飼いこそが、理想のリーダーシップを持っているというのです。イエス様が生まれたイスラエルは夜中はマイナス30℃ぐらいに冷え込むことがあります。凍えそうな寒さの中、羊飼いたちは、一匹一匹の羊をよく見て、一匹一匹の羊を配慮し、エサにありつけない羊には、自分で食べることができるように、おいしい草のある所を教えてあげたり、危ない所がわからない羊には危険を知らせ、知恵を授けます。そうしてその羊が自分で生活することができるようになると、羊飼いはそっと自分の存在を消していきます。自分を犠牲にして、一匹一匹の羊に寄り添うことができる羊飼いこそ、イエス様が理想とされるリーダーです。それは私たちの教育にも当てはまります。 私たちが子どもにとっていい羊飼いになれるよう、クリスマスにお祈りしたいと思います。 (園長 大森久美子)
12月の行事予定
1日(木)バザー(親和会) 6日(火)クリスマス会総練B・C 7日(水)クリスマス会総練A 8日(木)「子どもと共に」 14日(水)午前保育(クリスマス会準備) 15日(木)クリスマス会 16日(金)お弁当最終 てんし組クリスマス会 20日(火)終業式/ピアノコンサート
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